2006年11月30日 00:13
先日は烏龍茶でしたので、今日の夜は緑茶を頂きましょう。緑茶は蓋碗(がいわん)で淹れます。僕が中国茶の世界に踏み込んだのは大学で中国語を選択したことがキッカケでした。その中国語の先生が中国では烏龍茶を日本のように急須では淹れない、フタのついたマグカップに直接葉っぱを入れてお湯を注いで飲んでいると教えてくれたのです。ただし烏龍茶の部分は緑茶と言い換えた方がよいようです。池袋に工夫式で中国茶を淹れる店がありまして、そのお店を教えてくれたのもその先生でした。
蓋碗はウェッジウッドのワイルドストロベリーを使用します。
緑茶の葉は毛峰を使用します。写真では分かりにくいのですが、緑の葉っぱが黄白色の産毛に覆われているんです。
中国緑茶は日本緑茶とは見た目がずいぶんと違います。中国茶は釜炒り茶の方が多く、日本茶は蒸し茶が多いのです。
淹れてみるとこんな感じです。水色は日本茶とそんなに変わりがないと思いますが、青臭い香りが日本茶よりも強く感じられると思います。この青臭い香りを「いい香りだ!」と思い始めると中国茶の世界にはまっていくのではないだろうかと思います。